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米Intel,「デジタル・ホーム」に向けた技術構想を発表米Intelは,家庭内のデジタル・コンテンツ利用に向けた構想を米国時間2月17日,明らかにした。サンフランシスコで開催中の「Intel Developer Forum(IDF)」において,同社副社長兼Desktop Platforms Group部門ジェネラル・マネージャのLouis Burns氏が基調講演を行い,「家庭内ネットワークでいつでもデジタル・コンテンツを楽しめる環境を消費者に提供するには,統合プラットフォームの作成,それに関わるエコシステムのサポート,そして,消費者中心の新たな技術が不可欠だ」と語った。 「まず,すべてをシンプルにする必要がある。デバイスは箱から取り出したらすぐに動作し,設定,操作,アクセスが簡単にできるようでなくてはならない。次に,消費者はこれらすべてのデバイスが無線でつながり,やりとりできることを望んでいる。最後に,コンテンツは高品質のオーディオとビデオで配信されるべきだ」(Burns氏) Intel社は,家庭内ネットワークを通じて,いつでもどこでも,どのようなデバイスでも,エンターテインメント,学習,コミュニケーションのためのコンテンツにアクセスできる環境を「デジタル・ホーム」と名付けた。 同社はデジタル・ホームに向けた新たな技術として,90ナノ・メートル製造技術を用いたPentium 4プロセサ(開発コード名「Prescott」)と2004年第2四半期リリース予定のチップセット「Grantsdale(開発コード名)」を挙げた。次世代オーディオ技術「Intel High Definition Audio」(開発コード名「Azalia」)を組み込む予定である。 Grantsdaleは,統合型グラフィックス,デュアル・モニター対応,DDR2メモリーとPCI Expressを備え,「ホーム・シアターでドルビー7.1サラウンド・サウンドを実現する」(Intel社)。ちなみにIntel社は米Dolby Laboratoriesとの提携を同日発表している。Dolby社は新たなライセンシング・プログラム「Integrated Audio Codec Licensing」を開始し,パソコン向けオーディオ・コーデック企業のAzalia対応技術開発を支援する また同社は,PrescottとGrantsdaleを搭載し,「Windows XP Media Center Edition」を組み合わせたエンターテインメント・パソコンのコンセプト・モデル「Kessler(開発コード名)」を披露した。テレビ・モニターに接続可能なスリム型高性能パソコンで,音楽,映画,テレビ番組,ゲーム,高品位ビデオなどのデジタル・コンテンツを管理し,楽しむことができる。無線を介したコンテンツ共有機能を備え,リモコン操作に対応する。TVチューナ,DVDプレーヤ,Personal Video Recorder(PVR)を内蔵する。 そのほか,高品位テレビの再生/録画機能を装備したプロトタイプ参照設計「Sandow」(開発コード名)も発表した。2005年に市場に登場する予定。 さらにIntel社は,デジタル・ホーム製品の開発者向けに相互操作性テスト・ツールをリリースすることも明らかにした。「当社のツールによって,2004年に製品間の相互操作性確保が加速するだろう」(Intel社Desktop Platforms Group部門バイス・プレジデント兼CTOのKevin Corbet氏)
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