米VERITAS Softwareは米国時間1月28日,2003年第4四半期(10月~12月期)と2003年通期の決算を発表した。

 2003年第4四半期の売上高は5億1300万ドルで,前年同期の4億600万ドルから26%増加した。GAAPベースの純利益は前年同期から大きく改善し,1億530万ドル(希薄後の1株あたりの利益は24セント)の黒字を記録した。前年同期は純損失4940万ドル(希薄後の1株当たり損失は0.12ドル)だった。

 2003年通期の売上高は17億7000万ドル。前年の15億1000万ドルから18%増加した。GAAPベースの純利益は2億7420万ドル(希薄化後の1株当たり利益は63セント)だった。前年は5740万ドル(同14セント)だった。

 「当期の業績は記録破りが続いた2003年の最高点に達した。この成功は,製品ポートフォリオの拡張戦略の実行によるものである。これら幅広いハードウエアとソフトウエア・プラットフォーム製品の提供がさらに有利に働き,世界のセールとサービスに投資することにより,提供地域の拡張にもつながるだろう」(同社会長,社長兼CEOのGary Bloom氏)

 同社は,来期の業績予測も明らかにしている。売上高は4億5500万~4億7000万ドル,希薄後の1株あたりの利益は17~20セントを見込む。2004年通期では,20億ドルの売上高を達成すると予測する。

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