「感謝祭(11月第4木曜日)に続く金・土曜日の2日間で,クレジット・カードおよびデビット・カードの利用額が前年同期間比12%増の65億ドルを超えた」。米Visa USAは,ホリデー・シーズンの本格的幕開けとなる同2日間のカード利用状況を米国時間11月30日に発表した。

 小売業者におけるVisaカードの利用額は前年同期間比9%増の34億ドル以上。小売業者には,ディスカウント・ストア,量販店,ドラッグ・ストア,デパート,アパレル,MOTO(電話/メールによる注文),贈答/趣味の専門店,ホームセンター,個人向け娯楽などが含まれる。

 チェック・カードやプリペイド・カードを含めたVisaデビット・カードの利用額は,前年同期間比15%増の14億ドルに達しており,銀行口座から即時引き落しとなるデビット・カードの人気が高まっている。さらに,インターネットを利用した電子商取引は同46%増の3億3800万ドルと大幅に伸びている。

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