米StorageTekは,富士写真フイルムおよび米Imationと,次世代テープ・ドライブ向けテープ・メディアを共同開発することで合意した。StorageTek社が米国時間11月13日に明らかにしたもの。これにより富士フイルムとImation社は,それぞれ独自にエンタプライズ・クラスのテープ・ドライブ用テープ・メディアを開発する。

 両社との合意について,StorageTek社自動化テープ・ソリューション担当副社長兼ジェネラル・マネージャのGary Francis氏は以下のようにコメントする。「革新的なテープ・メディアを供給する2社の協力を得られることになった。クラス最高のテープ・ドライブとメディアを組み合わせることで,当社は業界トップの地位をさらに強化できるだろう」

 富士フイルムの米国法人Fuji Photo Film U.S.A.によると,StorageTek社向けテープ・メディアには「NANOCUBIC」技術を提供する予定という。「同技術を使用すると,極めて薄い層をテープに設け,磁気抵抗(MR)ヘッドに最適な高密度記録,低ノイズ,高S/N比を実現できる」(Fuji Photo Film U.S.A.社)

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[発表資料(StorageTek社)]
[発表資料(Fuji Photo Film U.S.A.社)]