「過去1週間における，米Apple Computerの有料音楽配信サービス『iTunes Music Store』の販売ダウンロード数が，米RoxioのNapster事業が開始した『Napster 2.0』のそれを5倍上まわった」。Apple社が米国時間11月6日に発表したもの。
Apple社によると，「Napster 2.0は10月29日のサービス開始から1週間で30万曲を販売したと報告しているが，同期間におけるiTunes Music Storeの販売ダウンロード数は150万曲にのぼる」という。また同社は，「iTunes Music Storeは2003年4月のサービス開始以来，合計1700万曲以上を販売している」と述べた。
Apple社は，10月16日にデジタル音楽ソフト「iTunes」のWindows対応版をリリース。これにより，WindowsユーザーもiTunes Music Storeの利用が可能となった。
iTunes Music Storeは，5社の大手レコード会社と200以上のインディーズ・レーベルによる40万曲以上の音楽カタログを抱える。1曲当り99セントで楽曲を購入できる。
一方Napster 2.0は，50万曲を超える音楽ライブラリを所有し，料金は1曲99セント，アルバム1枚分が9ドル95セント。月額利用料9ドル95セントのプレミアム・サービスも用意する。
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