米Microsoftは,Office System向けソリューション開発ツールである「Microsoft Visual Studio Tools for the Microsoft Office System」を米国時間10月13日に発表した。同製品は,同社の統合開発環境「Visual Studio .NET 2003」にも対応する。

 これまで,開発者は,Visual Basic for Applications(VBA)を使ってOfficeアプリケーションのカスタマイズを行ない,既存のデータとシステムへの統合を行なってきた。VBAは引き続きOffice開発で利用されるが,同製品により,開発者はVisual Basic .NETまたはVisual C# .NETを利用してOfficeアプリケーションを開発できるようになる。

 また,同製品とともに「Microsoft Office Access 2003 Developer Extensions」が出荷される。Office Developer Editionの前バージョンのユーザーには,アップグレード価格で提供される。同製品は,Accessソリューションの迅速な作成,テスト,配備に必要なリソースを提供する。

 同製品の推定小売価格499ドル。Visual Studio .NET 2003などその他の関連製品のユーザーには199ドルで提供される。同製品の詳細は,同社WWWサイトに記載されている。

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Office 2003の国内発売は10月24日から,ボリューム・ライセンスは9月1日から提供

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