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「2004年に米国でFTTHの導入が急ピッチで進む」と米調査光ファイバを使ったインターネット接続サービス(FTTH:Fiber to the Home)の啓蒙や導入促進を図るFTTH評議会と米国電気通信工業会(TIA)は,米国における FTTHの利用状況と今後の見通しについて調査した結果を米国時間9月29日,発表した。それによると米国では現在,26州における94のコミュニティでFTTHサービスを利用できるという。 FTTH評議会会長のMike DiMauro氏は,「FTTH技術は過去1年間に大きな進歩を遂げた。業界では,見積要請やFTTHの試験的導入が盛んに行われている。2004年には,多数のFTTHプロジェクトが始まるだろう」と述べた。 また,TIA会長のMatthew J. Flanigan氏は,次のように予測する。「米国の消費者と企業は,高品質で手頃な価格の広帯域接続サービスを利用できるようになった。FTTHの普及は,21世紀における米国の通信ネットワークの重要な基盤となるだろう」 FTTH導入に最も精力的に取り組んでいる都市に,ユタ州北部のプロボ市が挙げられる。同市は,FTTHを介して音声/ビデオ/データ・サービスを約1100世帯に提供する試験プログラムを最近完了した。IPベースのビデオ・オンデマンド(VOD)を提供し,小学校の音楽発表会や卒業式,大学の講義,市議会などにアクセスできるようにしたという。 プロボ市電気通信担当マネージャのPaul Venturella氏は,「ユーザーの評判は極めてよく,市民はサービスの本格的開始を楽しみにしている」と述べた。同市は2005年までに,家庭と企業を合わせた3万2000ユーザーにFTTHを提供する計画を立てている。 またカリフォルニア州のフォンタナでも,全市をカバーするFTTHネットワークの導入を検討している。「高度な電気通信インフラの構築は,市民や企業に多くの恩恵をもたらす公益事業である。経済成長をけん引するだけでなく,コミュニティのイメージ向上にも一役買うことができるFTTH技術を,積極的に取り入れるつもりだ」(フォンタナ市情報システム担当マネージャのJan McClintock氏) ◎関連記事 [発表資料へ] |