米Accentureが米国時間9月17日に，2003会計年度第4四半期（2003年6～8月期）の決算速報を発表した。売上高は約30億2000万ドルで，前年同期の26億9000万ドルと比べて12％増加（為替の影響を除いた場合は5％増加）となる見込み。希薄化後の1株当たり利益は25セントで，前年同期の8セントから増加。営業利益は約3億5000万ドルと予測する。
アウトソーシング収入は約10億4000万ドルで，前年同期比41％増加（為替の影響を除いた場合は33％増加）。コンサルティング収入は約18億7000万ドルで，前年同期と比べて横這い（同8％減少）となる。
事業部門別の売上高見込みは，通信およびハイテク向け部門が前年同期比6％増の約8億4900万ドル。金融サービス向け部門が同7％増の約5億7800万ドル。政府機関向け部門が同35％増の約4億4300万ドル。リソース部門が同17％増の約5億400万ドル。製品部門が同9％増の約6億4200万ドル。
地域別では，欧州／中東／アフリカ（EMEA）が前年同期比20％増の約13億3000万ドル。米大陸が同6％増の約14億8000万ドル。アジア太平洋地域が同8％増の約2億100万ドルとの見通し。
また，同社は2003会計年度通期（2002年9月～2003年8月）の業績速報も発表した。売上高は118億2000万ドルで，前年度の115億7000万ドルと比べて2％増加（為替の影響を除いた場合は4％減少）する見込み。希薄化後の1株当たり利益は1ドル5セントで，前年度の56セントと比べて大幅に増加。営業利益は約15億5000万ドルと予測する。
アウトソーシング収入は約35億7000万ドルで，前年度と比べて37％増加（為替の影響を除いた場合は32％増加）。コンサルティング収入は約79億2000万ドルで，前年度比10％減少（同16％減少）となる。
事業部門別の売上高見込みは，通信およびハイテク向け部門が前年度比3％増の約32億9000万ドル。金融サービス向け部門が同横這いで約23億6000万ドル。政府機関向け部門が同20％増の約15億8000万ドル。リソース部門が同2％減の約19億7000万ドル。製品部門が同3％減の約26億1000万ドル。
地域別では，EMEAが前年度比8％増の約53億5000万ドル。米大陸が同3％減の約56億7000万ドル。アジア太平洋地域が同2％増の約7億9000万ドルとの見通しである。
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