米BEA Systemsは,中国の北京に研究開発(R&D)施設を開設したことを米国時間9月11日に発表した。同社にとって初のアジア地域におけるR&Dセンターとなる。

 同センターは,BEA社のアジアにおける長期的な拡張計画のサポートに焦点を当て,グローバルな企業向けソフトウエアのサプライヤとしての地位を強化するために新しい技術の開発を行なう。

 「同業界では,継続的な革新と発展が競争上の優位につながる。1997年に中国で最初のオフィスを構えて以来,BEA社は,大中華圏における同社の長期的な成長を重視してきた。北京への投資は,経済が急成長している地域で世界クラスの研究開発チームを形成する人材と接触するために重要である」(同社会長兼CEOのAlfred Chuang氏)

 同社のJavaアプリケーション・サーバー「BEA WebLogic Platform 8.1」といった製品の成功をもとに,新しいR&Dセンターは,同社にとって新しい市場機会を創造するための技術開発で重要な役割を果たすことが期待される。

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