米Microsoftは,新しいスクロール・ホイールを搭載したマウスとキーボードの新製品を米国時間9月3日に発表した。

 新しく発表されたマウスは「Wireless IntelliMouse Explorer」「Wireless Optical Mouse」,コード接続の「IntelliMouse Explorer」の3製品。Tilt Wheel技術の搭載により,左右方向へのスクロール機能が加わった。ユーザーは1つのスクロール・ホイールで,表計算シートやWebページ上で水平方向にスクロールができるようになった。

 また,ワイヤレスのマウス2製品は,長時間のバッテリ駆動を可能にする光チップなどワイヤレス周辺機器の信頼性を向上させるMicrosoft Optical Technologyを採用している。消費電力の改善により,通常の利用で6カ月以上バッテリーを持続させることができるという。

 同日発表した新しいキーボードは,「Wireless Optical Desktop Elite」「Wireless Optical Desktop Pro」「Wireless Optical Desktop」「Basic Wireless Optical Desktop」の4製品。カスタマイズできる5つのキーを搭載している。Wireless Optical Desktop Eliteは,真っ直ぐなキーボード設計に新型スクロール・ホイールを持つWireless IntelliMouse Explorerを搭載している。

 同日発表された新製品は,小売店と同社サイトから9月中に提供開始される。価格は,Wireless Optical Desktop Elite,同Eliteはともに104.95ドル,同Proが84.95ドル。Basic Wireless Optical Desktopが64.95ドル。Wireless IntelliMouse Explorerと同Explorer in Black Leatherがそれぞれ54.95ドルと64.95ドル。Wireless Optical Mouseが44.95ドル。

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