米Maxtorは,外付けハードディスク装置の新製品「Maxtor OneTouch」を米国時間8月26日に発表した。バックアップ作業が容易に行える「OneTouch」ボタンが付いた「Personal Storage 5000」ファミリ製品の後継製品で,同ボタンに加え,同梱の米Dantz製ソフトウエア「Retrospect Express」を使って,OSやプログラムなどのシステム完全復元を実現できるという。

 「顧客にとって重要なパフォーマンス,汎用性,価格,使いやすさを1つのソリューションに統合した。デジタル・ファイルなどを手軽に,かつ安全に管理することができる」(Maxtor社製品マーケティング部門バイス・プレジデントのWilliams氏)

 Maxtor OneTouchは「Maxtor OneTouch 120GB」「同200GB」「同250GB」「同300GB」の4製品を用意する。120GB製品はUSB 2.0に対応,200GB/250GB/300GB製品ではUSB 2.0とFireWireに対応する。回転速度は300GB製品のみ5400rpmで,ほかはいずれも7200rpm。価格は120GB製品が199.95ドル,200GB製品が299.95ドル,250GB製品が349.95ドル,300GB製品は399.95ドル。なお250GB製品では,Macintoshのファイル形式に予めフォーマットした製品も提供する。

 製品の主な特徴は以下の通り。

・アルマイト処理を施したきょう体と,光るOneTouchボタン
・OneTouchボタンでファイルのバックアップ用コピーや自動バックアップに加え,自動起動アプリケーションの設定が可能
・OS,ドライバ,アプリケーション,設定ファイルなどのシステム復元機能

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