米Cisco Systemsが米国時間8月19日に,ギガビットEthernet対応スイッチ「Catalyst 3750G-12S」と「同2970G-24TS」を発表した。

 Catalyst 3750G-12Sは,「Catalyst 3750」製品系列の新製品。Cisco StackWise技術対応のスタック可能なスイッチで,32Gbpsの速度で通信可能という。エッジ・アグリゲーションに必要な機能を一通り備え,Cisco Cluster Management Suite(CMS)ソフトウエアにも対応している。Small Form-factor Pluggable(SFP)タイプの光インタフェースを12ポート持つ。

 一方Catalyst 2970G-24TSは,「Catalyst 2970」製品系列の1製品で,中小企業や大企業の支店/支社向けスイッチ。24ポートすべてで10/100/1000Mbpsの通信が可能なほか,SFPアップリンクが4ポートある。

 なお米メディアの報道(TechWeb)によると,Catalyst 3750G-12Sはすでに7995ドルで購入可能という。またCatalyst 2970G-24TSは8月21日より受注を開始する。価格は5495ドル。

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