米Microsoftは,2004会計年度(2003年7月~2004年6月)の研究開発費を8%増額し約69億ドルとするほか,従業員数を4000人~5000人増やす計画を,米国時間7月24日に開催するファイナンシャル・アナリスト向け会議で発表する。これに伴い米国内の従業員数を3000人~3500人増員することになる。

 同会議でMicrosoft社は,新製品の紹介や,消費者および企業市場における同社の業績報告などを行う。

 「当社の製品は,以前よりも多くの価値を顧客に提供し,効率よく顧客の要求に応えている。技術革新に向け多くの投資を継続的に行うことで,素晴らしい結果を生み出してきた。当会計年度はこれを推し進め,最新技術とより大きな価値を提供する」(Microsoft社CEOのSteve Ballmer氏)

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