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2003年上半期のウイルス被害,6月に登場したばかりの「Bugbear-B」がワースト1英Sophosは,2003年上半期におけるコンピュータ・ウイルスの被害状況について調査した結果を米国時間6月30日,発表した。6月に初めて検出されたワーム「Bugbear-B」が,被害全体の11.6%を占め,ワースト1となった。 検出されたウイルスのワースト10は以下の通り。
■2003年上半期の被害ワースト10
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順位 名称 全体に
対する割合
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1. W32/Bugbear-B 11.6%
2. W32/Sobig-C 9.7%
3. W32/Klez-H 8.4%
4. W32/Sobig-B 5.3%
5. W32/Sobig-A 3.3%
6. W32/Avril-B 3.2%
7. W32/Bugbear-A 2.5%
8. W32/Avril-A 2.3%
8. W32/Fizzer-A 2.3%
10. W32/Yaha-E 1.8%
その他 49.6%
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出典:Sophos社
Sophos社Anti-Virus部門上級技術コンサルタントのGraham Cluley氏は,「Bugbear.Bが検出されたのは最近だが,発信者のアドレスを偽造して自身の複製を送りつけることで,どのワームよりも急速に感染を広げた」と説明した。 2位の「Sobig-C」は,米Microsoftのサポート・メールを装ったワームである。1週間後に沈静化するようプログラムされていた割には被害が大きく,全体の9.7%を占めた。なお,今年に入って検出されたSobigワームは5種類あり,「Sobig-B」と「Sobig-A」がランクインした。一過性のワームだったにも関わらず,5つのSobigによる被害は企業ネットワークに最も大きな影響を及ぼした。 一方,被害が長期化しているのは,3位の「Klez-H」である。昨年3月に検出されて以来,相変わらず猛威をふるっている。 2003年上半期に検出されたウイルスのその他の特徴は次の通り。 ・ワースト10にランクインした8種類のウイルスは,電子メール,IRC(Internet Relay Chat),ネットワーク共有やP2Pファイル共有プラットフォームなど,感染経路を2つ以上持っている。 ・人々の関心を集めているニュースや話題を悪用するウイルスがみられた。「Coronex」ワームは,SARS(重症急性呼吸器症候群)に関する情報であるかのように見せかけ,「Ganda」ワームは,イラク戦争のスパイの写真を装った。 ちなみに,Sophos社が2003年上半期に新たに検出したウイルスは3855種で,前年の同期間と比べ17.5%も増加した。 また同社は,2003年上半期における偽情報のワースト10も発表した。1位の「JDBGMGR」は複数言語で流布していることから,騙されるユーザーが多いという。 ■ 2003年上半期の偽情報ワースト10 ------------------------------------------------ 1. JDBGMGR 16.7% 2. WTC Survivor 14.0% 3. Meninas da Playboy 8.2% 4. Hotmail hoax 6.7% 5. Budweiser frogs screensaver 5.7% 6. Bonsai kitten 5.1% 7. A virtual card for you 4.1% 8. Nokia giveaway 2.6% 9. Applebees Gift Certificate 2.5% 10. Bill Gates fortune 2.2% その他 32.2% ------------------------------------------------ 出典:Sophos社
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