米Juniper Networksが米国時間5月28日に，同社製ルーター向けのセキュリティ・ソリューション「J-Protect」を発表した。同ソリューションは，同社の「E-series」「M-series」「T-series」プラットフォームで利用できる。
Juniper社は，「J-Protectはさまざまなセキュリティ機能を，（ルーターの）性能を落とさず提供する」としている。
J-Protectの機能は以下の通り。
・Adaptive Services Physical Interface Card（PIC）およびTunnel Services Module：Network Address Translation（NAT）とStateful Firewalling（通信状況によって動作を変えるファイアウオール）を，同社製ルーターで高速に処理可能とする
・Monitoring PIC（M-PIC）：Flow Monitoring（転送データの監視）の高速処理を可能とする
・Port Mirroring：トラフィックの監視／解析処理を簡素化する。E-seriesで利用可能
・New J-Protect Professional Services：セキュリティ・ベスト・プラクティスを省力化／強化する
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