米Apple Computer社は,同社の最初の直営店のオープンから2周年を迎えることを米国時間5月20日に発表した。同社は,この2年間で全米26州に57の直営店を展開した。来店客の数は1500万人を越え,直営店における製品の売上高は6億5000万ドルを越えている。

 同社は,今後1年間でさらに20店舗の新しい直営店の展開を計画している。これには,シカゴ中心部のNorth Michigan Avenue店,サンフランシスコのUnion Square店などに加え,米国以外で初の直営店となる東京の銀座店が含まれる。

 「わずか2年でAppleは,全米に展開した57店舗を通じて1500万人を越える顧客を迎え,コンピュータ販売店のイメージを変えた。今後1年でさらに手を広げて,シカゴ,サンフランシスコ,東京を含め20店舗を開設する」(同社CEOのSteve Jobs氏)

 シカゴの直営店は同年年6月27日,東京は2004年初旬,サンフランシスコは2004年春にオープンする予定。先ごろ,ホノルル,シアトル,カリフォルニア州サクラメントにも初の直営店をオープンしている。

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