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「2007年の欧州有料コンテンツ市場は,現在の4倍以上の約32億ユーロ規模に」,米調査「欧州の有料オンライン・コンテンツ業界はいまだ初期段階にあるが,今後4年間で急速に拡大する」。米Jupitermediaの調査事業部門であるJupiter Research社が,米国時間4月23日に調査結果を発表した。 2003年にオンライン・コンテンツやサービスを購入する欧州人はわずか9%で,市場の売上高は6億9300万ユーロ(約7億5900万ドル)程度の見込みだ。しかし,2007年にはその割合が23%に増加し,市場は約32億ユーロ(約35億400万ドル)規模に拡大する。その時点のユーザー1人当たりの年間平均支出額は70ユーロ(約76.65ドル)とみる。 消費者が利用する有料オンライン・サービス/コンテンツの内容はさまざまだ。2003年における支出ベースの主要分野は以下の通り。 ・電子メール/電子カード/ショート・メッセージング・サービス(SMS)コンポーザ/WWWホスティング/アンチ・ウイルス・ソフトウエアなどのサービス---市場全体に占める割合は21% ・金融/ビジネス・ニュース,ニュース・アーカイブ,スポーツ情報などテキスト/画像ベースのフォーム---同13% ・アダルト・コンテンツ---同43% ・音楽/ゲーム/ビデオ/オーディオなどのマルチメディア・コンテンツ---同23% Jupiter Research社は,「ブロードバンドの普及の影響で,2007年までに各分野の勢力関係が変わる」と予測する。「マルチメディア・コンテンツが全支出の50%を占めるようになり,テキスト/画像ベースのサービスとアダルト・コンテンはそれぞれ25%。このとき初めて,アダルト・コンテンツ分野がトップから落ちるだろう」(同社) Jupiter Research社アナリストのOlivier Beauvillain氏は,「今後2年間,有料オンライン・コンテンツ/サービス市場は多くのカテゴリに分散したままで,(各カテゴリに対する)消費者の支出額は限られたものになる」と見込む。 「ポータル/ISP/メディア企業はこの状況をうまく利用して,柔軟性のある支払いシステムを構築しなければならない。つまり,会員制モデルに加え,消費者の好む購買習慣に合わせたシステムの提供が必要だ。そうすれば,新たな支出分野を作り出し,同市場での売り上がを大きく伸ばすことができる」(同氏) ◎関連記事 [発表資料へ] |