米Intelは米国時間3月31日,動作周波数2.40GHzと2.30GHzのCeleronプロセサを発表した。デスクトップ・パソコン向け。

 これにより,デスクトップ・パソコン向けCeleronのラインアップは,2.40GHz,2.30GHz,2.20GHz,2.10GHz,2GHz,1.80GHz,1.70GHz,1.40GHz,1.30GHz,1.20GHz,1.10GHz,1GHz,950MHz,900MHz,850MHzとなった。

 2.40GHz版と2.30GHz版のCeleronは,0.13μmルールの半導体技術を用いて製造する。128Kバイトの2次キャッシュを搭載し,システム・バス(FSB:Front-Side Bus)のクロック周波数は400MHz。FC-PGA2パッケージに封止する。

 1000個ロット時の価格は,2.40GHz版が127ドル,2.30GHz版が117ドル。

 なお,米メディア(CNET News.com)の報道によると,Intel社は動作周波数3.2GHzの「Pentium 4」を5月半ばにリリースする計画だという。Pentium 4向けチップセットの「Springdale」(開発コード名)を同じく5月半ばに,「Canterwood」(開発コード名)を4月中に出荷する予定。

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