ミツミ電機の米国子会社Mitsumi Electronics社は，Bluetooth対応のUSBアダプタ2種とモジュール2種を2003年3月に出荷開始すると，米国時間3月5日に発表した。またMitsumi Electronics社は，月産100万個以上に対応可能なBluetooth製品量産体制を2003年第1四半期中に整える予定という。
同社が出荷するBluetooth対応USBアダプタは，「Mitsumi Bluetooth Class 1 USB Adaptor Model WML-C51APR-K」と「Mitsumi Bluetooth Class 2 USB Adaptor Model WML-C52APR-K」。同社のWebサイトで購入できる。各アダプタの仕様は以下の通り。
・WML-C51APR-K：Bluetooth Class 1対応。データ転送速度は723kbpsで，通信可能距離は100m。メーカー希望小売価格は63.99ドル。
・WML-C52APR-K：Bluetooth Class 2対応。データ転送速度は723kbpsで，通信可能距離は10m。メーカー希望小売価格は39.99ドル。
両アダプタには「WIDCOMM」ソフトウエアが付属し，Bluetooth無線ネットワークの設定や機器の管理が簡単に行える。使用するには動作周波数300MHz以上のプロセサを備えるシステムが必要。対応OSは，Windows 98SE／Me／2000／XPまたはMacintosh OS X（バージョン10.2）。
また同社は，Class 1とClass 2のBluetoothモジュール2種類を用意する。いずれもBluetooth Version 1.1に対応し，「表面実装可能な薄く小さな形状を採用した」（同社）
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