米Juniper Networksが米国時間1月16日に,2002年12月末締めの第4四半期と通年の決算を発表した。

 2002年第4四半期の売上高は,前年同期の1億5100万ドルから3%増の1億5530万ドルを記録した。一時的な費用を除いた純利益は270万ドルで,希薄化後の1株当り利益は1セントだった。前年同期の純利益は1590万ドルで,希薄化後の1株当り利益は5セントだった。

 同期の無形資産の減価償却,繰延給与,リストラ経費を含む純利益は850万ドル,同希薄化後の1株当り純利益は2ドルだった。前年同期には純損失が510万ドルで,1株あたり2セントの損失を計上していた。

 通年の売上高は,前年の8億8700万ドルから62%減の5億4650万ドルとなった。一時的な費用を除いた場合の純損失は480万ドルで,1株あたりの損失は1セントだった。前年には,1億6990万ドルの純利益と1株あたり50セントの利益を上げていた。同年の純損失は,1億1960万ドルで1株あたりの損失は34セント。前年の純損失は,1340万ドルで1株あたり4セントの損失を計上していた。

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