東芝が新型ノートPCを発表。「デスクトップPCの性能や機能をモバイルに」

早坂利之

2003.01.08

　東芝のComputer Systems Group（CGS）が米国時間1月7日に，新型ノート・パソコン「Satellite 2430/2435 Series」と「同2410/2415 Series」を発表した。「音楽CD再生，DVD鑑賞，マルチメディア・アプリケーション実行用のプラットフォームを，1500ドル以下からという手ごろな価格で提供する」（東芝）

　同製品に関して，東芝CSG製品マーケティング＆ワールドワイド製品プランニング担当副社長のOscar Koenders氏は，「デスクトップ・パソコンの性能や機能を損なわずに携帯性も確保しておく必要性を，当社は明確に認識している」と説明する。

　Satellite 2430/2435 Seriesは，デスクトップ・パソコンの機能と，マルチメディアやWWWサーフィン対応能力を持ち，大量データを保存できるという。主な仕様は以下の通り。

■Satellite 2430-S255
・動作周波数2.40GHzのIntel Pentium 4プロセサ
・主記憶はDDRメモリー512Mバイト
・40Gバイトのハード・ディスク装置
・15インチ型TFTディスプレイ
・DVD-ROM／CD-RWドライブ
・32Mバイトのビデオ・メモリーを備えたNVIDIA社製グラフィックス・チップGeForce4 420 Go
・Wi-Fi（IEEE 802.11b）にオプションで対応可能
・i.Link（IEEE 1394）を内蔵
・Secure Digitalスロット
・USB 2.0が3ポート
・Harman/Kardon社製ステレオ・スピーカ
・OSはMicrosoft Windows XP Professional
・1779ドル

■Satellite 2435-S255
・動作周波数2.40GHzのIntel Pentium 4プロセサ
・主記憶はDDRメモリー512Mバイト
・40Gバイトのハード・ディスク装置
・15インチ型TFTディスプレイ
・DVD-ROM／CD-RWドライブ
・32Mバイトのビデオ・メモリーを備えたNVIDIA社製グラフィックス・チップGeForce4 420 Go
・Wi-Fi（IEEE 802.11b）にオプションで対応可能
・i.Link（IEEE 1394）を内蔵
・Secure Digitalスロット
・USB 2.0が3ポート
・Harman/Kardon社製ステレオ・スピーカ
・OSはMicrosoft Windows XP HomeでMicrosoft Worksが付属
・1699ドル

　一方Satellite 2410/2415 Seriesは，性能と学生／家庭／中小企業が購入しやすい価格を兼ね備えた製品という。主な仕様は以下の通り。

■Satellite 2410-S205
・動作周波数2.0GHzのIntel Mobile Pentium 4 Processor-Mプロセサ
・主記憶はDDR SDRAMが256Mバイト
・40Gバイトのハード・ディスク装置
・15インチ型TFTディスプレイ
・DVD-ROM／CD-RWドライブ
・16Mバイトのビデオ・メモリーを備えたNVIDIA社製グラフィックス・チップGeForce4 420 Go
・10/100 Ethernetポート
・v.92モデム
・Wi-Fi（IEEE 802.11b）にオプションで対応可能
・OSはMicrosoft Windows XP Professional
・1529ドル

■Satellite 2415-S205
・動作周波数2.0GHzのIntel Mobile Pentium 4 Processor-Mプロセサ
・主記憶はDDR SDRAMが256Mバイト
・40Gバイトのハード・ディスク装置
・15インチ型TFTディスプレイ
・DVD-ROM／CD-RWドライブ
・16Mバイトのビデオ・メモリーを備えたNVIDIA社製グラフィックス・チップGeForce4 420 Go
・10/100 Ethernetポート
・v.92モデム
・Wi-Fi（IEEE 802.11b）にオプションで対応可能
・OSはMicrosoft Windows XP HomeでMicrosoft Worksが付属
・1449ドル

　いずれの製品も，東芝のオンライン・ショップ，小売店，付加価値再販業者などですでに購入可能となっている。