「デスクトップ向けLinux関連製品・技術のイベント『Desktop Linux Summit』のスポンサーの数が倍増した」―――同イベント・スポンサー企業が米国時間12月19日に明らかにしたもの。

 Desktop Linux Summitは,2003年2月20日,21日にカリフォルニア州サンディエゴで開催予定の会議・展示会。主催するのは同名の団体で,スポンサー企業であるDesktopLinux.com,米Lindows.com,米HP(Hewlett-Packard),米Sun Microsystems,米Codeweavers,米Lycoris,フランスMandrakeSoft,ドイツSuSE,米Ximianなどが参加している。

 Desktop Linux Summitの目的は,デスクトップ・コンピュータにおけるLinuxの普及促進。「(Desktop Linux Summitは)その目的のために開かれる初の催しとなる」(Desktop Linux Summit)

 新たにスポンサーとして参加するのは,Linux Professional Institute (LPI),Microtel Computer Systems,NeTraverse,Nova Computech,OpenOffice.org,StepUp Computing,theKompany.com,Transgaming Technologies,Xandrosの9団体。

 Desktop Linux Summitでは,教育機関や企業,家庭におけるLinuxの普及に向けたさまざまな技術・問題について取り扱うという。また,業界のアナリストやLinux関連のソフトウエア/サービスの企業を招き,それら企業による各種のプレゼンテーションも行う予定。「草の根から商業的展開に向けたLinuxの普及」という主旨の討論会も予定する。

 Desktop Linux Summitの詳細については,DesktopLinux.comのWebサイトに掲載している。参加申し込みも同サイトで受け付けている。

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