ソニーの米国法人Sony Electronicは,Web対応の監視ビデオ・カメラ「SNC-RZ30N」など新たな映像製品を米国時間11月13日,発表した。カリフォルニア州サンタクララで11月19日から開催される展示会「Vision Show West」でデモンストレーションを行う予定である。

 SNC-RZ30Nは,IPベースのネットワークを介して,ライブ映像をストリーミングできる。デモンストレーションでは,同カメラをマジソン・アベニューのビルに設置し,ニューヨーク市の街の様子を撮影する。SNC-RZ30Nはパン/傾斜/ズームを素速く静かに操作可能。25倍光学ズーム・レンズを搭載。フレーム・レートは最大30フレーム/秒,解像度は736×480。JPEG圧縮方式を採用する。

 同社はその他,マシン・ビジョンやアセンブリ・ラインといった工業用途の小型モノクロ・ビデオ・カメラ「XC-HR70」,物質科学研究の顕微鏡などに使用される5.1メガ・ピクセルの冷却CCD搭載デジタル・スチル・カメラ「ICY-shot 」,11月16日打ち上げ予定の「Delta IV」ロケットに搭載するビデオ・カメラ「RocketCam」などを発表した。RocketCamはロケットが大気圏を超え,宇宙に飛び出す様子を撮影する。

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