米Microsoft社が米国時間11月1日に,米連邦地裁の決定に対して次の声明を発表した。

 「わが社の米司法省と9州との間で合意に達した和解案について,法廷が大筋で容認したことを喜ばしく思う。和解案は厳しいが,公正なものになった。Microsoftに課せられた要求は多いが,我々は革新性が維持できるとともに変化する顧客のニーズに応える製品を引き続き作成することができる。政府と競合他社がわが社に厳しく目を光らせるだろうが,責任を果たすために必要な時間,エネルギ,リソースのすべてを捧げていきたい」(同社)。

◎ 参考文献
The U.S. District CourtのWebサイト
United States of America対Microsoftの係争について

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