「消費者の多くは感謝祭（米国では11月の第4木曜日）の翌日を待たずに，ホリデー・シーズンの買い物をすでに始めている」。Terra Lycos社が米国時間10月31日に，ホリデー・シーズンに対する消費者動向の調査結果を発表した。それによると，これまで消費者は感謝祭の翌日からホリデー・シーズンの買い物を始めるものだったが，その傾向が失われつつあるという。
そのほかの主な調査結果は以下の通り。
・ユーザーの41％が「すでにホリデー・シーズンの買い物を始めている」と回答した。残りのユーザーが予定している買い物の開始時期は，「感謝祭の翌日」（25％）と「12月初め」（26％）の二つに大きく分かれた。「すべての買い物を12月24日（クリスマス・イブ）に行う」という回答はわずか7％しかなかった。
・60％は，「現在の景気を考慮して，2002年は普段より支出を控えめにする」と回答した。
・「気前よく買い物をする」という回答は2％だった。また，同じく2％が「クレジット・カードでたくさん買い物をするつもりだが，後で請求書が気にかかるだろう」と答えた。
・51％は，「2001年よりも支出を減らす」と答えた。
「今回のアンケート結果は，“秋になるとすぐにショッピング関連トラフィックが大幅に増え始める”という当社の調査を裏付けている。トラフィックの傾向から，消費者は新学期とハロウィーンの準備をするとともに，ホリデー・シーズンのことを考えていることが分かる」（Terra Lycos社ショッピング担当グループ製品マネージャのKim Kluck氏）
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