ソニーとスウェーデンのEricssonの合弁によるSony Ericsson Mobile Communications AB社は9月24日,Bluetooth技術を利用したヘッドセット「Bluetooth Handsfree HBH-60」を発表した。小型軽量の同ヘッドセットは,すべてのBluetooth対応携帯電話に利用できる。同年第4四半期に市場投入が予定される。

 同社はいくつかのハンズ・フリー製品を提供しているが,HBH-60は活動的なモバイル・ユーザーを対象にしている。どちらの耳にも装着することができ,マイクは短いアームの先に取り付けてある。電話の呼び出し音が鳴ると即座にヘッドセットの機能が有効になり,音声コマンドまたはボタン1つで電話に出ることができる。同ヘッドセットは,携帯電話から最高10メートルの範囲で利用できる。

 携帯電話向けのハンズ・フリー製品の利点は多く,これらの製品は市場でBluetooth技術を用いた最初の製品となっている。同製品は,メーカーを問わずBluetoothヘッドセットまたはハンズフリー製品に対応するすべての携帯電話と利用できる。

 同製品のイヤホーンの直径は72ミリで重さは22グラム。最高2.5時間の通話が可能でスタンドバイ時間は70時間まで。

◎関連記事
米パームが「Palm」機用Bluetoothカードを発表,Sony Ericssonとマーケティングで提携
ソニーとエリクソンの合弁会社がBluetoothによるウェアラブル・ハンズフリー電話を発表

発表資料へ