NECの米国法人NEC Americaの直販およびサービス事業であるNEC Business Network Solutions（BNS）は米国時間9月12日，同社が米Cisco SystemsのIPテレフォニ・サービス基準「IP Telephony Services Specialization」の認定を得たと発表した。
IP Telephony Services Specializationは，パートナ企業が知識とノウハウを備え，「Cisco IP Telephony」に関する企画，設計，導入サービスにおいて高い顧客満足度を獲得していることを認証するもの。今回の認定により，「Cisco IP Telephonyハードウエアおよびソフトウエアの導入，統合メッセージングやPBXの統合および移行に向けたNEC BNS社のサービス手法が，IPテレフォニの厳しい基準に対応していることを証明できた」（NEC BNS社）。
「IP Telephony Services Specializationパートナ企業は，中～大規模企業向けに効果的な高付加価値サービスを提供している。これらのサービスには，顧客のニーズに応じた技術条件の定義，現在の技術状況の査定，必要とされる技術状況の設計，目的の技術への移行といったサービスが含まれる。また，従来のPBXやボイスメールなどのシステムの統合も手がける」（Cisco社US Channels部門バイス・プレジデントのChuck Robbins氏）
なお，NEC BNS社は以下のCisco社の認定を取得している。「IP Telephony Revised Specialization 」「IP Telephony Services Specialization」「VPN/Security Specialization」「Wireless LAN Specialization」「Voice Access Specialization」「ATP (Advanced Technology Provider) Metro Optical Transport 」。
◎関連記事
■英BTと米マイクロソフトの定額インターネット電話サービスに米シスコがゲートウエイ製品を供給
■2003年までにIPベースの電話がレガシー・システムのIP-PBXシートを上回る，米調査会社
■「IPテレフォニは急成長の見込み，2007年の通話時間は970億分へ」と米調査
■IP-PBXなどのIPテレフォニ装置の出荷が急増中---。Phillips Group-Infotech 社がレポート
■「企業向けIPテレフォニ市場，2002年は50％以上成長」，米調査会社
■「2002年Q1のIPテレフォニ市場は前年同期比37％成長，競争はさらに激化」，と米調査
■米企業の40％以上にIPテレフォニが浸透，米InfoTech社調査
■インターネット電話の将来を考える
[発表資料へ]
