「『GAMECUBE』向けの新ゲーム『Super Mario Sunshine』が発売から10日で既に35万本売れた」。任天堂の米国法人Nintendo of Americaが米国時間9月5日に発表した。同ゲームは,2002年に販売されているコンソール・ゲームの販売数で既にトップ15に入っている。

 同ゲームは,競合品である「Xbox」向け「Hola」または「Playstation 2」向けの「Grand Theft Auto 3」などが発売から1カ月以上で達成できなかった販売本数を,すでに達成している。

 同ゲームの発売開始後の1週間で,同社の小売パートナは,GameCubeハードウエアの販売が平均50%増加しており,多いところでは2倍に増加したと報告している。

 「この販売開始状況は歴史に残るものであり,長期にわたり保持している記録を必ず破ることになるだろう。これまでのところ,同ゲームの販売速度は,6年前に販売開始され,世界で1000万を越えるユニットを売った『Super Mario 64』を36%凌いでいる」(同社の販売マーケティングの取締役副社長のPeter MacDougall氏)。

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