米Intelが米国時間8月19日に,デスクトップ管理ソフトウエア「LANDesk Management Suite 6.6」用のアドオン・オプション「LANDesk Mobile Manager」を発表した。同アドオンにより,LANDesk Management Suiteからノート・パソコンやPDAなどのモバイル機器を管理できるようになる。

 Mobile Managerは,Intel社のLANDesk Management Suiteと米XcelleNetのモバイル/ハンドヘルド管理ソフトウエア「Afaria」を組み合わせた機能を提供する。「両社の技術を一体化することで,クラス最高のソリューションを実現している」(Intel社)という。

 「同アドオンを使うと,優れたデスクトップ管理スイートに強力な機器管理ツールを組み込み,単一のオールインワン・ソリューションを実現できる。その結果,モバイル・システムの管理者はシステムの運用コストを削減できる」(同社)

 Mobile Managerの対応機器は,各種ノート・パソコン,WindowsCE/Pocket PC対応機器,Palm対応機器など多岐にわたるという。

 LANDesk Mobile Managerの主な機能/特徴は以下の通り。

・ソフトウエア配信:モバイル機器に対し,ソフトウエアの展開と更新を行う。

・資産管理:ソフトウエアおよびハードウエア,バージョン番号の記録,機器の能力や機能の管理を行う。

・業務コンテンツの配信/更新:遠隔地にいる従業員や,現地担当者,販売員などに向け,機器の同期時に必要なデータを発行する。無線通信を介したリアルタイム発行にも対応する。

・機器設定の統一:企業の標準的な設定に適合するよう機器を管理できる。

・データの同期:モバイル機器からグループウエアや企業のデータベースにアクセス可能となる。

・データの可用性:モバイル機器上にある重要なデータをバックアップ/復旧できる。

 LANDesk Mobile Managerの販売は9月10日に開始する。価格は1シート当り64ドルで,100シート以上購入する場合にはボリューム・ディスカウントを適用する。

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