米MessageOneが米国時間8月5日に,グローバルに分散された大規模なMicrosoft Exchange環境向けの包括的なレポートおよび監視ソリューションである「DataCenter Edition of MessageView(MV-DataCenter)」を発表した。

 同製品は,CIOやITディレクタが,重要なせキュリティ情報を含め,メッセージング・システムの経費,健全性,パフォーマンスの傾向などが容易に把握できるようにするのを支援する。

 また,同製品は,メール管理者向けにリアルタイムのモニタリングとアラート,および履歴のレポート機能を提供する。

 同製品は,まずフロントエンドのデータ収集アプライアンスとバックエンドのデータ管理システムのインストレーションを行う。インストレーションの数時間後に,企業全体のメッセージング・トポロジを自動的に検出してメッセージング・システムの監視を開始する。企業全体の電子メール・サーバーからさまざまなデータに関する報告を行う。ITマネージャは,世界中のどこにいてもセキュアなWebベースのインタフェースを通して同製品を利用することができる。

 電子メール・サーバーにエージェントのインストールを必要とする他のメッセージング管理システムと比べて,同製品は,電子メール・サーバー上にソフトウエアやエージェントをインストールする必要が無く,実際のメールの配信と電子メール・サーバーの操作に関するリスクがないことがメリット,としている。

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