米Hewlett-Packardは携帯情報端末「iPAQ Pocket PC」の新シリーズ「H3900」の詳細を米国時間6月24日,発表した。同シリーズは,新しいカラー・スクリーンと家庭やオフィスの電子機器向けユニバーサル・リモート・コントロール機能などを搭載している。

 H3900シリーズのOSは,「Windows for Pocket PC 2002」。動作周波数400MHzの米Intel製マイクロプロセサ「PXA250」,RAM64Mバイトを搭載している。同シリーズは,SDIO拡張スロットを備えているため,ユーザーは小型で軽量なストレージや拡張アクセサリを通じてデータを移動できる。Bluetoothを組み込んだ機種も用意した。

 H3950モデルは,32MバイトのフラッシュROMを搭載しており推定小売価格は649ドル。Bluetooth対応のH3970モデルは,48MバイトのフラッシュROMを搭載しており,推定小売価格が749ドルとなっている。同シリーズは,今週中に出荷が開始され,7月には店頭に並べられる予定。また同社は,256MバイトのSDメモリー・カードも推定小売価格199ドルで販売を開始する。

 H3900シリーズのモデルの詳細は,同社のWebサイトに記載されている。

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