半導体製造装置・材料に関する業界団体SEMI（Semiconductor Equipment and Materials International）が米国時間5月23日に，北米を拠点とする半導体製造装置メーカーの世界市場における受注／出荷に関する調査結果を発表した。2002年第1四半期における出荷ベースの売上高は40億5000万ドルで，前年同期と比べて64％減少，前期比では1％減となった。
2002年第1四半期における受注額は41億5000万ドルで，前年同期から36％減少したものの，前期と比べて35％増加した。
「2002年第1四半期の業績は過去1年における世界半導体製造装置メーカー市場の急激な落ち込みを強調する結果となった。しかし前期比でみた場合，市場は安定期に入ったといえる」（SEMI議長兼CEOのStanley T. Myers氏）
■2002年Q1の世界半導体製造装置市場における出荷ベースの売上高（単位:10億ドル）
地域 2002年Q1 2001年Q4 2001年Q1 前期比 前年同期比
成長率 成長率
欧州 0.44 0.57 1.58 -23.1% -72.3%
日本 0.93 0.98 3.37 -5.2% -72.4%
北米 1.46 1.40 2.97 4.4% -50.9%
韓国 0.29 0.37 1.03 -22.1% -72.3%
台湾 0.54 0.40 1.13 33.3% -52.6%
その他 0.41 0.38 1.17 6.7% -65.3%
合計 4.05 4.10 11.25 -1.0% -64.0%
出典:SEMI
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