米Microsoftは企業ユーザー向け文書管理サーバー・ソフト「SharePoint Portal Server」とコンテンツ管理サーバー「Content Management Server」の統合パックを米国時間5月9日,発表した。

 同パックは,包括的に統合されたポータル,コンテンツ管理,検索,ドキュメント管理ソリューションを提供する。エンド・ツー・エンドのソリューションで,同社の製品サポート・サービスが完全にサポートするドキュメント・コラボレーション,出版機能を提供する。

 同社が説明する同パックの利点は次の通り。

・コンテンツがライフ・サイクルを通じて効率的的に一貫して管理できる。
・コラボレーションと出版プロセスを結びつけることにより,Webパブリッシングのサイクルを短縮する。
・企業Webサイトとイントラネット・ポータル間でコンテンツをシームレスに共有しコンテンツの複製の必要性を削除する。
・SharePoint内からWeb Content Managementの出版プロセスが表示され,プロセスにアクセスできるため,知識労働者の生産性が向上する。

 同統合パックは,MSDN(Microsoft Developer Network)会員を対象に無償で同社のサイトから配布する。パックには,ニーズに合わせてすぐに実装できる模範的なアーキテクチャ・ガイドが収録されている。

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