米EMC,米Cisco Systems,米Oracleの3社が米国時間4月15日に,「ECOstructure (EMC/Cisco/Oracle Infrastructure)」の新たなソリューション・ガイドラインについて発表した。

 ECOstructureは,可用性の高いe-businessインフラ構築の簡易化や高速化を支援する技術の統合とツールの提供を行うための3社の取り組みである。3社が2000年4月に発表した。また3社はRedwood Shoresに共同の開発センターを開設しており,ここで3社のエンジニアや製品を集め,既存の技術と新たな技術のテストや評価を行っている。

 3社はこれら一連のガイドラインを「blueprint」と呼んでおり,今回発表したのはその第4弾となる「Remote Services blueprint」である。安全なリモート・アクセスやアウトソーシング・マネージド・サービスを提供するもので,これにより企業のITコストを削減し,生産性を向上できるという。

 「Oracle社のアプリケーション,技術,サービス,EMC社のストレージ管理ソフトウエア,Cisco社のVPNソリューションを取り入れたベスト・プラクティス・アーキテクチャ」(3社)としている。

 具体的には,「E-Business Suite Outsourcing and Oracle Technology Outsourcing」と呼ぶOracle社のアウトソーシング・アプリケーション/技術/サービス,EMC社のストレージ管理ソフトウエア,「AutoIS(Automated Information Storage)」,Cisco社の「SAFE」をベースにしたVPNソリューションで構成する。

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