米VERITAS Softwareが米国時間4月1日に,Windowsを搭載した単機能サーバー向けのデータ保護ソフトウエア「VERITAS Backup Exec for Windows Powered Server Appliances」を発表した。

 VERITAS Backup Exec for Windows Powered Server Appliancesは,NAS装置を含む単機能サーバーのデータを保護する。Windows搭載単機能サーバーのWWW対応ユーザー・インタフェースを使って管理を行う。これにより,「素速く簡単にソリューションを導入し,制御することができる」(VERITAS社)としている。管理者は,高性能ディスク,外付けテープ装置,SAN用共有テープ装置などを利用して,NASデータのバックアップや復旧を一元的に実行することができる。

 「Windows対応のNAS装置は急速に普及している。価格が手ごろで,導入と管理が簡単だ。しかし,ソリューションとして完成するには,強固なバックアップおよび復旧製品を組み合わせる必要がある」(Enterprise Storage Group社上級アナリストのArun Taneja氏)

 なおVERITAS社によると,米Dell Computerが同社サーバー「PowerVault NAS」にVERITAS Backup Exec for Windows Powered Server Appliancesをバンドルする予定だという。

 VERITAS Backup Exec for Windows Powered Server Appliancesはすでにリリースを開始している。詳細な情報はWWWサイトで入手できる。

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