米Lucent Technologiesと米Solectronは，Lucent社がマサチューセッツ州ノースアンドバーに所有する光製品の生産関連機器と在庫の一部をSolectron社に売却することを米国時間3月28日，明らかにした。Solectron社はLucent社に1億2500万ドルを支払う。
また両社は，製造供給に関して3年間の提携を結んだ。Solectron社は主要メーカーとして，Lucent社に光システム製品を供給する。これらの光システム製品には，ノースアンドバーで生産段階にある「Lambda」および「WaveStar」ファミリが含まれる。Solectron社はこの提携により，3年間で約20億ドルの売上高を見込んでいる。
現在ノースアンドバーの製造部門に所属する約1600人のうち，約400人は早期退職優遇制度により3月31日付で退職することが決定している。約500人はLucent社のセンター「Northeast Systems Integration Center」に移り，約400人はSolectron社傘下のA-Plus Manufacturingに移管される。その他の従業員のほとんどは，売却手続きが完了するまでの数カ月間，A-Plus社に籍を置くことになる。
売却手続きはLucent社会計年度の第3四半期（4月～6月期）に完了する予定である。
またLucent社は，ノースアンドバーのビルを売却する意向も明らかにしている。Lucent社の別の部門に所属し，ノースアンドバーの製造部門で働いている1200人の従業員は，ビル売却に関する最終決定が下されるまでノースアンドバーの施設にとどまる。
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