企業向けのセルフサービス・アプリケーションを手がける米BroadVisionは米国時間3月27日,Webサービスのフレームワーク「Sun Open Net Environment(Sun ONE)」をサポートすることを発表した。

 セルフサービス・アプリケーションとは,人の手を介さずにさまざまなトランザクションを行えるアプリケーションを指す。一般的な例としては,FAQ(頻繁に寄せられる問い合わせ),検索エンジン,ナレッジ・ベース,人工知能を搭載した対話システム,バーチャル・エージェントなどが挙げられる。

 Sun ONEプラットフォームに同社製品を統合させることにより,セルフサービス・アプリケーション市場での優位を保つことが,BroadVision社の狙いである。同社製品のユーザーは,Sunのオープン・スタンダードをベースとしたアーキテクチャの利用により,サービスの中央管理,企業のコスト削減などが可能になり,生産性を改善できるという。

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