米SanDiskが現地時間3月14日に,フランスの大手DPEチェーンの「PHOTO SERVICE」ストアにてデジタル・カメラとカムコーダに使われる同社のフラッシュ・メモリの販売を開始することを明らかにした。「PHOTO SERVICE」は,フランス国内に220の小売販売店を展開しており,さらに開発計画により店舗数を拡張している。

 この発表は,フランスにて開催中の「Mondial Image Photo Son」トレード・ショウにて行われた。同会場では,現地における同社のディストリビュータである仏TECHNI CINE PHOTと仏HAMA Franceのブースにて同社の製品が展示されている。

 同社によれば,フランスにおいてデジタル写真の人気は上昇している。同社の製品の販売は最初同チェーンの40店舗で行われ,数カ月内に販売店舗数を増加する予定だという。

 同社の“デジタル・フィルム”フラッシュ・メモリ・カードの製品ラインは,「CompactFlash」,「SmartMedia」,「メモリ・スティック」,「Secure Digital」,「MultiMediaCard」などを揃えている。

◎関連記事
米サンディスクがフラッシュ・メモリー内蔵の携帯用ストレージ機器を発表
米スマートディスクがフラッシュ・カード・リーダー4製品を発表
米サンディスクがQ1の業績を大幅下方修正,製品の売り上げは前期のほぼ半分
米SanDiskがデータ圧縮技術の米ベンチャーに720万ドルを出資

発表資料へ