米Intelは2002年第1四半期業績見通しの中間修正を米国時間3月7日,明らかにした。売上高は66億ドル~69億ドルの範囲となる見込み。事前予測では,64億ドル~70億ドルとしていた。
「マイクロ・プロセサ事業は季節的パターン通りだが,通信事業は低迷している」(Intel社)という。
粗利率は事前に予測した範囲内で,その中間値を上回る見通し。また,その他の予測に関して変更はないとしている。
Intel社は2001年第4四半期決算を報告した際に,2002年第1四半期の粗利率は50%(プラス・マイナス数ポイント)との見通しを発表している。
なお2001年第4四半期は,売上高が70億ドルで,前期比7%増,前年同期比20%減と報告していた。このときの粗利率は51%だった。
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