注目の書籍

好評発売中!

IT業界徹底研究就職ガイド2013年版

IT/ネット業界で働くと いうことを分かりやす く解説。2013年3月卒 業の学生向けの1冊。

必聴講座ご紹介

Cloud Days Tokyo 2012
クラウド時代を勝ち抜く企業戦略を考える

エムオーテックス


Cloud Days Tokyo 2012
クラウド時代の企業インフラとユーザー環境の姿

ヴイエムウェア


Cloud Days Osaka 2012
クラウドでIT維新を〜ビジネスを加速させるベストプラクティス

アマゾン データ サービス ジャパン

情報システム

ニュース

ITpro

「標準仕様にかかわる特許はロイヤルティ・フリーに」,W3Cが特許ポリシーを改定

2002/02/27

 WWW関連技術の標準化を進めるW3C(World Wide Web Consortium)が米国時間2月26日に,特許ポリシーのワーキング・ドラフト「Patent Policy Working Draft」の改訂版を公開した。

 これによりW3Cは,特許使用料免除(ロイヤルティ・フリー:RF)という方針を明確に打ち出した。このドラフトでは,「W3Cの勧告仕様の策定に携わるすべてのメンバーは,それぞれが持ついかなる特許も無料で提供しなければならない」と定めている。

 今後は「ロイヤルティ・フリーの標準仕様を策定するという目的に向かって作業を進める」(W3C)という。

 これまで論議を呼んでいた「“合理的かつ差別のない(RAND:reasonable and non-discriminatory)”ライセンス供与を目指す」というフレームワークは取り除かれた。これは,「W3Cにより許可された特定のメンバーがW3Cの勧告仕様における特許に対してその使用料を要求することができる」というものだった。

 W3Cでは,「このドラフト改訂版により,WWW技術の標準技術において,RANDにどのような役割をもたせるべきか,という議論は最終解決の段階に入った」と説明する。

 W3Cでは,今回のドラフトは先のものに比べて以下の違いがあると説明している。

(1)RANDの規定を削除。このためRAND規定に関する作業部会のプロセスはなくなる。ただし例外的な状況において,RANDを取り入れるか否かということについては今後検討する必要がある。

(2)これより作業部会のメンバーは,ロイヤルティ・フリーによるライセンス供与を行わなければならない。ただし,W3C勧告仕様にかかわる技術に関し,メンバーが他者から特許侵害で訴えられた場合に限り,その防御措置として自社特許の権利を行使できる。

(3)この特許ポリシーは現段階ではドラフトであり,今後も最終的な策定に向けて作業を続ける。ただしW3Cはすでにロイヤルティ・フリー規定に向けた確固たるポリシーで作業を進めている。

◎関連記事
【TechWeb特約】W3Cの特許ポリシーで議論白熱,標準仕様に特許は馴染むか?

W3Cのマルチモーダル標準化を目指す「Multimodal Activity」に対しVoiceXML Forumがサポートを表明
W3CがXML用電子署名仕様「XML Signature」をW3C勧告として発表
W3Cが「SOAP Version 1.2」のワーキング・ドラフト第1版を発表
W3CがXMLのリンクに関する仕様「XML Base」「XLink」を勧告として発表
W3CがXHTMLの新版「XHTML 1.1」と“ルビ"に関する仕様「Ruby Annotation」を勧告
W3Cが音声記述言語「VoiceXML 2.0」のワーキング・ドラフト公開
W3CがXMLベースのEC向けPKI鍵管理仕様「XKMS」を承認

[発表資料へ]

この記事に対するfacebookコメント

nikkeibpITpro

読みましたか? 〜 未読記事をご紹介