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米インターシルと米シスコ,「IEEE 802.11g」準拠製品のリファレンス設計で協力

2002/02/22

 米Intersilと米Cisco Systemsが,「IEEE 802.11g」のドラフト仕様に準拠した無線LANクライアント・アダプタ向けリファレンス設計に関して協力体制を敷いた。両社が米国時間2月21日に明らかにしたもの。

 Cisco社のWLANインフラと互換性を保つリファレンス設計を作成するという。Intersil社のPHY(physical layer)技術やCisco社のMAC(media access control)アーキテクチャ,クライアント・ソフトウエア機能セットを持ち寄る。

 「OEMが,迅速でコスト効率よくクライアント・デバイスを開発できるようにする。802.11bとの下位互換性を保ち,IEEE 802.1x/EAPのセキュリティ標準技術も備える」(両社)

 両社は,2002年後半にもこのリファレンス設計に基づいた製品が市場に登場すると見込んでいる。

 「無線LANの市場は今後も急速に成長する。現在の802.11bをベースとした製品は価格と性能面でリードし続ける。その一方で5GHz帯を使う802.11a製品も登場してる。802.11gはこれらを補完する重要な技術となる」(Cisco社 Wireless Networking Business Unit副社長兼ジェネラル・マネージャのBill Rossi氏)

 なお802.11gについては,同規格を検討しているIEEE 802.11g Task Groupが,2001年11月16日にドラフト・スタンダードをリリースしている。このドラフト・スタンダードは,米Texas Instruments(TI),Intersil社など数社が提出していた妥協案で,IEEE 802.11bとの互換性を確保しつつ,2.4GHz帯で複数のデータ転送速度(最大54Mbps)を実現する。変調方式としては,CCK-OFDMとTI社の「PBCC-22」を規定している。PBCC-22技術は,22Mbpsと既存の11MbpsのIEEE 802.11b対応製品間における相互運用性を可能にする。

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