米Yankee Groupが米国時間2月13日に,欧州,中南米,アジア太平洋地域の通信サービスに関する予測結果を発表した。

 それによると,これらの地域を合わせた広帯域接続サービスの売上高は,その半分以上をアジア太平洋地域が占める。しかし,2006年にこの傾向に変化が現れ,欧州での売上高が全体の51%を占めるようになるという。このときのこれら地域を合わせた全体の売上高は330億ドルに達するという。

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