米VERITAS Software社は米Hewlett-Packard社と世界の顧客向けに包括的なサポート・サービスに関する契約を結んだ。米国時間1月22日に明らかにした。この契約は,HP-UX環境でVERITAS Softwareのストレージ・ソフトウエアを使っている顧客のサポートを拡張する。

 今回の提携のもとにVERITAS Softwareは,HP-UX環境で使われるVERITAS Software製品についてHPがHPブランドのサポートとサービスを販売する権限が与えられる。顧客は,1カ所で両社の製品に関するサポートとサービスが受けられるようになる。

 また,顧客の問題解決を促進するために,両社が技術を出し合う。問題解決までの時間を最低限に抑え,顧客の事業の妨げにならないように支援する。

 「顧客が購入を決定する際に,サポートの提携は非常に重要な要素である。顧客は,問題が発生した場合に選択したベンダーが迅速かつ協力的に対応してくれるかを知る必要がある」(Gartner Dataquest社のシニア・アナリストのBob Igou氏)。

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