米Oracleは米国時間12月13日に,2001年9~11月期(2002会計年度第2四半期)の決算を発表した。売上高は23億5700ドルで,前年同期の26億6000万ドルに比べて減収となった。純利益は5億4900万ドル。前年同期の純利益は6億2300万ドルだった。

 1株当たり利益が0.10ドル(前年同期は0.11ドル),営業利益率は35%(前年同期は36%)となった。

 ソフトウェアの新規ライセンス売上高は前年同期に比べ27%減。しかしライセンス更新による売上高は同8%増,サポート・サービスは同12%増となった。サービス事業の売上高は横ばいである。

 「過去10年で最も厳しい四半期となった。しかし我々は営業利益8億ドルと35%という営業利益率を達成した。今後景気が持ち直すにつれてさらに向上するだろう」(Oracle社CEOのLarry Ellison氏)。

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