検索エンジンの開発とサービスを手がける米Googleが米国時間12月11日に,検索サービスの拡充を図ったことを明らかにした。

 「顧客に30億にのぼるWWWドキュメントへの直接アクセスを提供し,世界最大で最も広範な検索エンジンとしての地位をさらに高める」(Google社)

 またニュースグループの検索機能では過去20年にわたるメッセージにアクセスできるようになったという。

 同日Google社が発表したサービス内容は以下の通り。

・Google Web Search:
 WWWページへのアクセスを提供する。このうち25%は英語以外の言語のページ。このほか米Adobe SustemsのPDF(Portable Document Format)や米MicrosoftのOffice文書,カナダCorelの文書形式にもアクセス可能

・Google Groups:
「Usenet」ニュースグループのログ。過去20年にわたる7億のメッセージにアクセス

・Google Image Search:3億3000万の画像を検索/閲覧

◎関連記事
米Yahoo! ,米グーグルの検索サービスをWAP携帯電話向けに提供
ヤフーが検索エンジンにGoogleを導入。カテゴリ型・全文検索型を同時に実行
米ノベルのSchmidt会長が米Googleの会長に就任,出資も
米グーグルがiモード向け検索サービスの提供を開始

WWWブラウザにGoogleの検索機能を組み込むプラグイン・ソフトをリリース
検索エンジンGoogleが新たに日本語,中国語,韓国語に対応
オンライン検索サービスの米Ask Jeeves,“次世代"WWW検索技術の米Teomaを買収
Yahoo!がサービスを拡充,検索エンジンには標準でGoogle採用

[発表資料へ]