米LightSurfの日本法人ライトサーフ(本社:東京)が12月6日,インターネット対応携帯電話機向けにWWWサイトの画像をリアルタイムで変換して配信する単機能サーバー「LightSurf eSwitch」を発表した。2002年第1四半期に日本で発売を開始する予定である。

 LightSurf eSwitchは,WWWサイトで利用されている画像の解像度,カラー階調,ファイル・サイズなどをモバイル機器向けに最適化して配信する。「モバイル・インターネット・ユーザーはいつでもどこでもさまざまなモバイル機器でマルチメディア・コンテンツや画像にアクセスし,写真付きインスタント・メッセージングを利用することができる」(LightSurf社)。

 「LightSurf eSwitchにより,コンテンツ・ポータル・サイト,インターネット・サービス・プロバイダ,無線通信事業者などは効率的にマルチメディアを多数の視聴者に配信しつつ,コスト削減を図ることが可能」(LightSurf社)としている。

 LightSurf eSwitchは同社のインスタント・メッセージング・プラットフォーム「LightSurf Visual Intelligence Platform(LightSurf VIP)」をベースにする。LightSurf VIPは業界標準規格に基づいたコンポーネントで構成しており,有線/無線ネットワーク環境のあらゆるインターネット対応端末機で画像を利用したやりとりができるようにする。

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