米Computer Associates International(CA)が米国時間11月28日に,eBusinessの管理製品の新たなブランド戦略を発表した。これにより「CA社の顧客やパートナー企業が,自社の求めるソリューションをより正確に特定できるようにする」(CA社)。

 発表した新ブランドは「CleverPath」「AllFusion」「Advantage」の三つ。「Jasmine」「BrightStor」「eTrust」といった既存ブランドも存続させ,これらのブランドで同社の全製品をカバーするという。

 新ブランドの概要は以下の通り。

・CleverPath
 ポータル/ビジネス・インテリジェンス製品のブランド名である。ナレッジ・マネジメントや予測分析,ビジュアライゼーションといったソリューション製品で構成する。

・AllFusion
 アプリケーションのライフサイクル・マネジメント・ソリューション,データ・モデリングやコンフィグレーション管理といったソリューション製品。

・Advantage
 アプリケーション開発,インテグレーション,レポート,データベースといった製品ファミリのブランド名。

 CA社は同時に,CleverPathブランドの製品を発表した。ポータル製品の「CleverPath Portal Release 3.5」,コンテンツ管理製品「CleverPath Enterprise Content Manager (ECM)」,データ分析サーバー「CleverPath Predictive Analysis Server 2.0」,ビジネス・ルール・エンジン「CleverPath Aion Business Rules Expert 9.1」などである。このほか既存製品の新版となる「CleverPath OLAP 5.0」「CleverPath Reporter 4.0」「CleverPath Forest & Trees 6.5」も発表した。

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