米SilverStream Softwareが米国時間10月24日に,同社の「SilverStream eXtend」製品系列の「SilverStream eXtend Workbench(eXtend Workbench)」と「jBroker Web」に対し,米Oracleの「Oracle9i Application Server(Oracle9iAS)」向けの動作試験と対応作業を行ったことを明らかにした。

 これにより顧客はSilverStream eXtendを利用し,Oracle9iAS上で動作するJ2EEおよびWebサービス・ベースのアプリケーションの開発/導入を素早く行えるようになるという。

 なおSilverStream eXtendは,Webサービスの構築/運用に必要なWebサービス・エンジンやツール,J2EEアプリケーション・サーバーなどを含むスイート製品である。

 eXtend Workbenchは,Oracle9iASやそのほかのJ2EEアプリケーション・サーバーで動作するJ2EEコンポーネントおよびWebサービスを,ウィザードなどを使って素早く作成するためのツール。

 jBroker Webは,Javaを使用したWebサービスの構築,実行,運用をするためのツールが付属したWebサービス・エンジンである。「標準規格に対応し,実行時の負荷が軽く,柔軟なアーキテクチャにもかかわらず,高速に動作する」(SilverStream社)のが特徴という。

 eXtend WorkbenchとjBroker WebがOracle9iASに対応したことで,「業界をリードするOracle9iAS上で動作可能な業務用アプリケーションを,迅速かつシームレスに展開できるようになる」(同社Oracle9iAS向け製品開発担当副社長のThomas Kurian氏)という。

 また同社は「eXtend WorkbenchとjBroker WebをOracle9iASと組み合わせることで,J2EEおよびWebサービス・ベースのアプリケーションの開発と展開を迅速かつ効率的に行えるソリューションを提供していく」(同社グローバル・マーケティング副社長のEric Lien氏)という。

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