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米ベル研,分子サイズの有機トランジスタで電子回路を作成,集積度は数千倍に
この研究の詳細は,英国の科学雑誌「Nature」の10月18日号に掲載するという。 ベル研は,チオールと呼ばれる炭素化合物の有機半導体材料を使い,従来のシリコン・トランジスタと同等の性能を持つ分子サイズのトランジスタを作成することに成功した。 砂粒のおよそ100万分の1の大きさしかない極小トランジスタを使用し,インバータ回路を作成したという。 「これは試作品に過ぎない。しかし簡単な回路の組み立てに成功したことは,分子サイズのトランジスタをマイクロプロセサやメモリ・チップに利用し,現在の数千倍のトランジスタを一つのLSIに押し込められることを意味している」(ベル研)。
自己組織化手法はトランジスタのチャネル長を小さくするための“鍵”となる技術であるという。この実験で作成したトランジスタのチャネル長は1nmから2nmだった。自己組織化手法は比較的簡単でコスト安という特徴をもつ。 ◎関連記事 [発表資料へ] |