「2005年には外付けストレージの80%がネットワーク化される」。米Gartnerが米国時間10月10日に,ストレージに関する分析と予測を発表した。
大半の企業が現在,毎年ストレージの容量を倍増させている。インターネット・データ・センターでは要求がさらに高く,3カ月ごとまたはもっと短い周期で容量を2倍にしているのが現状だ。
「企業の大半が,ストレージを購入する余裕はあるが管理ができないでいる。主因は,ストレージ管理ツールがストレージの成長に追いつかないことにある」(Gartner社副社長のNick Allen氏)。
企業にとって成功への筋書きは,「従業員の追加なしでストレージを10倍に拡大できる戦略とこれを支援できるベンダーを選ぶこと」とGartner社は考える。
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